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SERVICES川崎市 長沢浄水場 / 水道

川崎市は神奈川県の北東部に位置し、横浜市と東京都に隣接する人口147万人(H27.6)の政令指定都市です。
交通アクセスの良さ、商業施設の充実など利便性が高く都会的でありながら、多摩川・生田緑地など豊かな自然環境にも恵まれた ”暮らしやすいまち”として知られています。

当社を含むJV(企業体)は、川崎市長沢浄水場の沈でん池・活性炭設備工事を請け負い、快適な暮らしに欠かせない安心で安全な水環境をお届けします。

川崎市の事業計画

川崎市では、将来の的確な需要予測に基づく給水能力の見直しと、老朽化対策および耐震性の強化を目的に、平成18年「川崎市水道事業及び工業用水道事業の再構築計画」を策定されています。
この計画は、潮見台浄水場・生田浄水場を廃止して長沢浄水場に機能集約する浄水場の統廃合、工業用水用調整池の整備、基幹施設の更新および耐震化を図るもので、2016年3月に完成しました。

安心・安全で、よりおいしい水道水を供給するために

DB(Design Build)方式による浄水場更新事業

長沢浄水場は、相模川水系(相模湖、津久井湖)の表流水を水源として、川崎市民の皆様に水道水を供給しています。
本事業「施設再構築長沢浄水場第3沈でん池・活性炭接触池設備工事」は、川崎市水道事業及び工業用水道事業の再構築計画の一つであり、 DB(Design Build)方式にて発注され、当社を含むJV(企業体)が選定されました。

いつでも「おいしい水」をお届けする、国内最大級の活性炭注入設備

本工事において、当社は第3沈でん池(140,000m3/日)と、活性炭接触池 (280,000m3/日)の機械・電気設備を施工。
活性炭接触池に設置される吸引式粉末活性炭注入装置(商品名:カーボジェット)は、2系統の貯槽設備と8台の吸引撹拌機から構成される国内最大級の設備です。
また、沈でん池の掻き寄せ機には耐久性・耐震性の高いフィンチェーンを採用、傾斜版にはリサイクル可能な素材を使用するなど、長寿命化とライフサイクルコスト低減を図ります。

市民の皆様に長く愛される浄水場創りをサポート

完成時には見学者通路を設けるなど住民の皆様に水道への興味と理解を促進し、末永く愛される浄水場創りをサポートします。

事業概要

事業名称

施設再構築長沢浄水場第3沈でん池・活性炭接触池設備工事

発 注 者

川崎市上下水道局

請 負 者

安藤・間・水ing・東鉄・銭高共同企業体

事業期間

平成25年7月~平成28年3月

処理能力

140,000m3/日(全体では280,000m3/日

発注方式

DB(Design Build)方式