SERVICES春日那珂川水道企業団 東隈浄水場 / 水道
DB(デザインビルド)方式による浄水場更新事業
国内最大の浸漬式PVDF膜を採用
「おいでよ なかがわ 住んでよ なかがわ」。緑と水の町 福岡県那珂川町に、2018年3月 最新鋭の技術を採用した浄水場が誕生しました。
高濁度対応・省エネ・長寿命の浸漬式PVDF膜
水ingの提案する「浸漬式PVDF膜」は ケーシングに収納されていないことから目視で膜の状況を把握しやすく、維持管理の効率化を図れるという特長がありますが、他にも建設コストを下げる工夫やLCC低減を実現する 様々なノウハウが詰まっています。
高濁度に強く、工事期間中も安心給水
今回の様な既存の浄水場を稼動させながらの更新工事においては、原水水質変動に伴う沈殿処理能力の低下による濁度の上昇が懸念されますが、先に砂ろ過設備を水質変動に強い 浸漬式PVDF膜に更新することにより、工事期間中においても安定した給水が可能となり、既存設備を停止すること無く、更新工事が可能となります。
動力不要な省エネ設計
ろ過に必要な圧力は水位差を利用するため、送水ポンプなどの補機類を稼動せず、無動力でろ過が可能です。
強度を増した長寿命膜
従来の膜と比較してPVDF製膜は中空糸一本当たりの物理的強度が20倍と強靭な上、薬品洗浄にも強い特長により、膜の閉塞からの回復性に優れ、膜の交換周期を長くすることが可能となり、LCCの低減を実現します。
事業概要
事業名
東隈浄水場施設改良事業
発注者
春日那珂川水道企業団
請負者
水ing・三井住友・安川・三水・サンコー特定建設工事共同企業体
事業期間
平成25年7月~平成30年3月まで
施設能力
25,000m3/日
事業方式
DB方式(Design Build)