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SERVICES奄美市 平田浄水場 / 水道

青い海と豊かな自然に囲まれた、ここ奄美大島に、2018年7月 新たな浄水場が誕生

高濁度対応・省エネ・長寿命の特長を併せ持つ「浸漬式膜ろ過装置(PVDF製膜)」にリニューアル

急速ろ過から膜ろ過に処理方式を変更し、計画最大給水量 12,200m3/日の施設をDB(Design Build)方式により更新整備する事業です。

原水濁度1,000度でも、安定した水を供給

昨今の環境変化に伴うゲリラ豪雨など、高濁度時の対応は今後避けては通れない課題の一つです。奄美市 平田浄水場でも 平成22年の奄美豪雨の際、高濁度が長期間続くという状況を経験され、対策は必須とされました。
高濁度に強い 水ingの「浸漬式膜ろ過装置(PVDF製膜)」が、豪雨等の1,000度を超える高濁度発生時も、安全な水質と安定した給水を確保します。

"無動力ろ過" と "強さ"で、LCCを低減

浸漬式膜ろ過装置(PVDF製膜)は ろ過に必要な圧力が低いため、送水ポンプなどの補機類を稼動せず、水位差を利用した無動力でのろ過が可能です。
また装置に使用されているPVDF製膜は、従来の膜と比較して 中空糸一本当たりの物理的強度が20倍と強靭なうえ、薬品洗浄にも強いことから、膜の閉塞からの回復性に優れています。これにより、膜の交換周期を延すことが可能となり、LCCの低減を実現します。

機電一体で低LCCな浄水場の建設を実現

水処理メーカーである当社が代表企業としてJV全体をまとめ、機械設備と電気設備を一手に担うことで、運転管理がし易く、低LCCな浄水場の建設を実現します。

機電一体で水処理設備を構築

機械設備のみならず、電気設備も当社で担いました。
特に電気設備に関しては、水処理に精通した電気の技術者が設計することで、必要かつ十分な機能を有したメンテナンス性に優れた電気設備を構築します。

事業概要

事業名

平田浄水場更新事業

発注者

奄美市上下水道部水道課

請負者

水ing・NJS・村上・グリーンテック・浜田・川口・吉田平田浄水場特定建設工事共同企業体

事業期間

平成26年8月~平成30年7月まで

計画1日最大給水量

12,200m3/日

事業方式

DB(Design Build)方式