SERVICESFITを活用した民設民営型の消化ガス発電事業 / 下水道
北上バイオガスパワー
下水消化ガスを活用して、『再生可能エネルギーの有効利用』と『下水道経営の安定化』を実現
概要
当社は、民間の資金とノウハウを活用した民設民営方式により、下水処理工程で汚泥を分解した際に発生する消化ガス(メタンガス)を有効活用して、発電事業を行っています。
本事業は、下水処理場内に自己資金で発電設備を建設し、地方公共団体等から購入する消化ガスを燃料として発電を行い、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)」を利用して電力会社に売電するものです。
特長:3つのキーワード
1. PPP(公民連携)事業
本件は、民設民営方式によるPPP事業です。地方公共団体は、資金調達、資産保有、資産の維持管理等は不要である一方で、消化ガス売却代金、事業用地の賃料等の収入があります。
2. 再生可能エネルギーによる発電
地域密着型のエネルギー源である消化ガスの有効活用により、化石燃料やCO2の削減に貢献します。
3. 当社が蓄積するノウハウを活用
下水処理との密接な連携を必要とする工程が多くあり、総合水事業会社として当社が保有する汚泥ソリューション技術や、長年に亘り培ってきたノウハウが随所に活用されています。
実績
NO.
施設名/発注者
発電容量
年間発電量(*)
①
鶴岡バイオガスパワー
(山形県鶴岡市)
300kW
約2,000,000kWh(一般家庭 約560世帯分)
②
守谷バイオガスパワー
(茨城県守谷市)
175kW
約1,400,000 kWh(一般家庭 約300世帯分)
③
北上バイオガスパワー
(岩手県)
350kW
約2,500,000kWh(一般家庭 約700世帯分)
④
浜黒崎バイオガスパワー
(富山県富山市)
875kW
約6,400,000 kWh(一般家庭約1,800世帯分)
➄
恵庭バイオガスパワー
(北海道恵庭市)
450kW
約3,000,000kWh(一般家庭 約840世帯分)
⑥
金沢臨海バイオガスパワー
(石川県金沢市)
360kW
約2,700,000 kWh(一般家庭750世帯分)