SERVICESYBプロセス
低コスト型油分処理プロセス
「新開発の油水分離剤」と「直接脱水タイプの固液分離装置」の組み合わせ
特長
加圧浮上代替プロセス
- 通常、油分含有排水の処理には、加圧浮上プロセスが採用されます。加圧浮上プロセスには、「薬品コストが高い」、「汚泥処分費が高い」、「別途、脱水機が必要」、「悪臭発生」等の課題があります。
- YB プロセスⓇは、これらの課題を解決するものです。新開発の油水分離剤と直接脱水タイプの固液分離装置を組み合わせた、高効率油分除去プロセスです。
広範囲の排水に対応
- 油分種類: 動植物油
- 油分濃度: ~5,000mg/L
無機凝集剤との併用でさらに効果UP
- 無機凝集剤を併用することで、汚泥含水率をさらに低減できます。
メリット
薬品コスト削減、薬品数削減
- 加圧浮上と比較して、薬品コストを削減できます。
- 加圧浮上では、酸/アルカリ、無機凝集剤、アニオンポリマを併用しますが、本プロセスでは、油水分離剤のみで処理が可能です。
汚泥処分費の削減
- 発生する汚泥の含水率を脱水ケーキレベルまで低減でき、汚泥処分費を削減できます。
- 無機凝集剤を使用しないため、無機凝集剤由来の汚泥は発生しません。
脱水機不要、悪臭発生低減
- 油水分離剤で反応させた含油フロックを直接脱水するため、後段の脱水設備は不要です。
- 系内の滞留時間が短かく、フロス掻取り工程が無いため、腐敗が進行しません。
概要
基本フロー
余剰汚泥返送方式
装置外観
含油フロック
脱水ケーキ