SERVICES高負荷型メタン発酵装置 EGR®
2方式(グラニュール方式、担体方式)で幅広い濃度の排水に適用
バイオマスエネルギー利活用により、省エネ・汚泥減量・創エネを可能とする排水処理装置です。
従来のグラニュール方式に加えて、担体方式を新たにラインナップしました。排水性状(CODcr濃度・基質等)に応じた適正な設備をご提案します。
特長
環境負荷を低減します
環境負荷を低減します
- 省設置スペース
高効率な処理が可能なためリアクター容量が小さくでき、設置スペースも小さく敷地が有効利用できます。
※好気性処理に比べ1/20~1/50のフットプリントを実現 - 電力消費量を削減
嫌気処理のため、好気処理では必要な曝気が不要で、電力消費量を大幅に削減できます。 - 汚泥処分費を削減
余剰汚泥の発生量は僅かです。環境に優しく、処分費も削減する装置です。 - バイオガスの有効利用(創エネルギー)
処理により得られるバイオガス(メタン濃度≒80%)は、様々なユーティリティのエネルギー源として有効活用できます。
お客様からのニーズに応え開発した”担体方式”
嫌気性排水処理の長所をそのまま残し、メタン菌の保持がグラニュール汚泥の形成によらなくったことで、有機性排水の嫌気性処理への適用範囲が飛躍的に広がりました。原水の負荷グラニュールの代わりにメタン菌固定化担体を充填することでメタン菌を高密度に生育させることができます。グラニュール形成が難しいとされる低濃度有機性排水や単一基質排水(アルコールなど)でも処理できます。
フローシート
導入イメージ
河川放流施設への導入例
河川放流施設への導入では好気処理も必要となりますが、EGRを併用することで既設の好気処理が小さくなり、電気消費量も削減できます。