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2021.10.04

【リリース】「汚泥性状変動対応型蒸気乾燥システム」が JS「新技術Ⅰ類」に選定

 水ingエンジニアリング株式会社(社長:池口学、本社:東京都港区)と日本下水道事業団(以下、JS)が共同で研究・開発した「汚泥性状変動対応型蒸気乾燥システム」がこの度、JS の新技術Ⅰ類に選定されました。

 JS では、優れた新技術を受託建設事業に積極的に導入し、「技術の善循環」を円滑に実施するため、2011 年度から新技術導入制度を運用しています。
 今回新技術Ⅰ類に選定された本システムは、事業体の広域化や共同化によって複数の処理場の汚泥を集約処理する際に想定される汚泥性状の変動に対し、自動制御により乾燥汚泥含水率を安定させるともに、従来の汚泥乾燥技術に比べ、より燃料使用量や温室効果ガス排出量、およびライフサイクルコストを低減させることを可能にします。

 水ingグループはこれからも独自テクノロジーとノウハウで、地域の活性化に貢献して参ります。

本システムについて

1. 導入効果

■集約した汚泥の性状変動に容易に対応できるため、用途に応じた乾燥製品の安定的な製造が可能
■バイオマスである下水汚泥を、再生可能エネルギーまたは地産地消の肥料として活用することで、地域の脱炭素社会の実現に貢献

2. 従来技術(※)との比較(試算値)

■燃料使用量及び温室効果ガスを約 30%削減
■建設費年価+維持管理費を約 5~20%削減
※かくはん機付熱風回転乾燥機、気流乾燥機、および間接加熱乾燥機

3. その他、詳細

■別紙PDFをご参照ください。

ご参考

■本件に関するお問い合わせは、水ing(株) 広報部まで
TEL:03-6830-9075
E-mail:pr.news@swing-w.com